次回以降の投資法考察につなげるために、
今回は単勝オッズ100倍以上の馬の取り扱い方法について分析してみました。
(2014年~2018年のJRA全レースを対象)



単勝オッズ100倍以上の馬の成績

条件を絞らず全てのレースに出走した該当馬の成績は
【144-297-523-50724】
勝率0.3% 連対率0.9% 複勝率1.9%

芝レースに限定した場合
【54-128-228-23629】
勝率0.2% 連対率0.8% 複勝率1.7%

ダートレースに限定した場合
【86-159-281-26032】
勝率0.3% 連対率0.9% 複勝率2.0%

障害レースに限定した場合
【4-10-14-1060】
勝率0.4% 連対率1.3% 複勝率2.6%


その他性別や前走の脚質等で絞り込みをかけても
勝率、連対率、複勝率がずば抜けて高くなる条件はありませんでした。

ヒモに加えるべき?

ついつい流し馬券の相手に加えてしまいがちな超人気薄の馬。
絡む確率が非常に小さいかつ、もし馬券に絡んだとしても
流し馬券は配当が他の馬に依存するため回収しきれない可能性があるのではないかと思い、
果たして点数を増やしてまで流すべきかを考えてみました。


馬連、馬単、3連複、3連単で単勝100倍以上の馬が絡んだ時の
最大配当、最小配当をまとめてみました

馬連

最大:446550円
最小:2850円

馬単

最大:1087490円
最小:3090円

3連複

最大:5508830円
最小:3830円

3連単

最大:27929360円
最小:7980円



このように4券種すべてにおいて最小配当はかなり低い事が判明しました。このような事実より単勝オッズ100倍以上の馬を流し馬券の相手に加えるのはリスクが高いと言えるのではないかと思います。

今回の結論を基に単勝100倍以上の馬は相手に加えないと言うことを前提に、次回以降は単勝1番人気の馬の取り扱い方法(券種や取捨選択)を分析していきます。
では。