前回に引き続き1番人気の取り扱い方法を分析していきます。
今回はダートコースで単勝オッズ1.1倍時を対象としました。
(2014年~2018年の期間のデータ)

期間内の成績

総合成績


集計期間内の該当馬の成績は
【22-4-2-2】
勝率 73.3% 連対率 86.7% 複勝率 93.3%
(参考芝:勝率83.9% 連対率87.1% 複勝率93.5%)
同オッズの芝時と比較すると少し数字が悪くなります。

性別ごとの成績

・牡馬 勝率 68%   連対率 84% 複勝率 92%  25頭
・牝馬 勝率 100% 連対率   100%   複勝率   100%   5頭

牝馬は5戦5勝(うち3戦は牝馬限定戦)とパーフェクト。
単勝1.1倍時、ダートでは牝馬の信頼度は高いです。

東西所属比較

・関西馬 勝率 71.4% 連対率 81.0% 複勝率 90.5% 21頭
・関東馬 勝率 77.8% 連対率 100%  複勝率 100%  9頭

こちらも芝の時とは真逆の成績で、関東所属の馬の信頼度がかなり高いです。

騎手別成績

ルメール騎手【5-0-0-1】
川田騎手  【3-0-0-1】
武豊騎手       【3-0-0-0】
モレイラ騎手【2-0-0-0】
戸崎騎手  【2-0-0-0】

目立った成績を残しているのが以上の騎手です。

馬場状態別成績

良    【9-2-2-1】
稍重   【9-2-2-1】
重    【4-0-0-0】
不良   期間内出走なし

重馬場時は4戦4勝と信頼度が高いです。
しかし重馬場時の3連単平均配当は28057.5円と
単勝1.1倍の馬が勝っているにも関わらず高配当に。
ヒモ荒れが多い結果となっています。

脚質別成績

・逃げ  【5-2-0-0】
・先行  【17-1-2-0】
・差し  【0-0-0-2】
・追い込み【0-1-0-0】

この成績を見る限り、中団から後ろでレースをする馬を軸にするには
リスクがあるということがわかります。出遅れの懸念がある馬が1.1倍の時は
見送るほうが安全かもしれません。

2番人気の成績

単勝1.1倍の馬が出走時の2番人気の成績は
【5-5-5-15】
連対率は33.3%と芝と同様に信頼度は高くない。

最適な馬券の買い方

以上のデータをもとに最適な馬券の買い方をまとめてみました

①3連複フォーメーション1軸目に単勝1.1倍の馬、2軸目に2,3,4番人気
3軸目に単勝100倍以内の馬全頭(均等買い)
この場合の回収率は114%

関東馬を対象にした場合対象
②1着軸を単勝1.1倍の馬にし、相手を3,4,5,6番人気の馬単流し
この場合の回収率は128%

③3連単フォーメーション1軸目に1.1倍の馬の馬、2軸目に3,4,5番人気
3軸目に単勝100倍以内の馬全頭
この場合の回収率は117%

このような買い方で収支をプラスにすることができます。

その他使えるデータ

上記以外で使えそうなデータは

中4週以上開けている単勝1.1倍の馬の複勝率は100%

社台ファーム生産馬   【5-1-0-0】
ノーザンファーム生産馬 【4-0-0-0】


まだまだ掘り下げられそうなので、随時更新します。
では。